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輸入車は5年目の売却が理想!?リセールバリューと維持費から考えるベストな売却タイミング

投稿日:2026/03/27

輸入車の売却タイミングとして最も合理的なのは「新車から約5年前後」です。

理由は次の通りです。

・リセールバリューがまだ高い
・ゴム部品の劣化前
・保証終了タイミング
・中古車市場で需要が高い

本記事ではその詳細について解説していきます。

輸入車(メルセデスベンツ、BMW、アウディ、ポルシェ等)は、国産車にはない魅力を持っています。
走行安定性、重厚感のある乗り味、洗練されたデザイン、そしてブランド価値。こうした魅力から、輸入車を選ぶオーナーは年々増えています。特に40〜50代のオーナーにとっては「移動手段」というよりも、人生を豊かにする趣味やステータスの一部として輸入車を所有する人も多いでしょう。

しかし、輸入車を所有するうえで多くの人が悩むのが「いつ売却するのがベストなのか」という問題です。

  • 3年で売るのがいいのか
  • 車検のタイミングがいいのか
  • 10年乗ったほうが得なのか

こうした疑問は多くの輸入車オーナーが感じています。

 

実は中古車市場や整備の観点から見ると、輸入車は5年目の売却が非常にバランスの良いタイミングといわれています。

その理由には、

  • リセールバリュー
  • 消耗部品の劣化
  • 保証期間
  • 中古車市場の需要

など、複数の要素が関係しています。

この記事では、輸入車の売却タイミングとして「5年」がなぜ理想的なのかを、リセールバリューと年間車両費の視点から詳しく解説します。

 

目次

Toggle
  • 輸入車の価値は年数とともにどのように変化するのか
  • 5年を超えると増えるゴム・ガスケット類の経年劣化
    • エンジン周辺
    • 冷却系
    • 足回り
    • 各種シール類
  • 5年以内の輸入車は中古車市場で人気が高い
    • 故障リスクがまだ低い
  • 年式が新しく見える
  • 車両価格が現実的になる
  • 年間車両費で考えると5年売却が合理的
  • 筆者の経験:7年以上乗ると維持費が増える可能性
  • 5年売却は保証終了タイミングとも重なる
  • 輸入車ブランド別の傾向
    • メルセデスベンツ
    • BMW
    • アウディ
    • ポルシェ
  • 実車査定が最も高く売れる理由
  • 輸入車売却に関するよくある質問(FAQ)
  • まとめ:輸入車は5年前後の売却が最もバランスが良い
  • 輸入車の購入・買取ならお気軽にご相談ください!

輸入車の価値は年数とともにどのように変化するのか

車の価値は時間とともに下がっていきます。これは輸入車でも国産車でも同じですが、輸入車の場合は価値の下がり方に特徴があります。一般的な輸入車の価格推移は、次のようなイメージになります。

年数 残価率 700万車両例
3年 60% 420万
5年 40% 280万
7年 30% 210万
10年 15% 105万

※リセール(残価率)は、メーカー、車種、グレード、走行距離によって変わります

新車から最初の3年は価格の下落が大きく、その後は徐々に落ち着いていきます。ただし、5年を超えると再び価格下落が大きくなる傾向があります。その理由は単純な年式の問題だけではありません。中古車市場では、整備コストや故障リスクが大きく影響するためです。

中古車を購入するユーザーは、

  • 「できるだけ故障しない車」
  • 「維持費が予測できる車」

を求めています。そのため、整備費が増える可能性がある年式になると査定価格が下がりやすくなるのです。

 

5年を超えると増えるゴム・ガスケット類の経年劣化

輸入車の整備士がよく言う言葉に、「輸入車はゴムの車」というものがあります。

これは輸入車が弱いという意味ではなく、性能や静粛性を高めるために多くのゴムパーツやシール部品が使用されているという意味です。一説では環境への配慮した原料を使用しているためとも言われていますが、こうした部品は金属パーツとは違い、時間とともに必ず劣化します。

特に注意したいのが、ゴムやガスケット類の劣化です。代表的な部品には次のようなものがあります。

エンジン周辺

  • ヘッドカバーガスケット
  • オイルパンガスケット
  • インテークホース
  • ターボホース

冷却系

  • ラジエーターホース
  • ウォーターポンプ
  • サーモスタット

足回り

  • サスペンションブッシュ
  • エンジンマウント
  • ミッションマウント

各種シール類

  • クランクシール
  • カムシール
  • パワステホース

これらの部品は5〜7年で劣化が目立ち始めるケースが多いといわれています。

 

例えば、

オイル滲みや冷却水漏れ、ゴムブッシュの劣化などは、年数が経つと発生する可能性が高くなります。

中古車市場ではこうしたリスクを考慮するため、5年を超えた車両は査定価格が下がりやすくなるのです。

 

5年以内の輸入車は中古車市場で人気が高い

中古車市場では「5年以内の車」は非常に人気があります。その理由は大きく3つあります。

故障リスクがまだ低い

輸入車でも、5年以内であれば大きなトラブルが起こる可能性は比較的低いと考えられています。

もちろん個体差はありますが、

  • エンジン
  • ミッション
  • 電子制御

などの主要部品はまだ安定していることが多いです。

そのため中古車購入者にとっては、「安心して乗れる中古車」として評価されます。

年式が新しく見える

輸入車は国産車よりもモデルチェンジ周期が長い傾向があります。

そのため、5年程度ではデザインが古く見えない、インテリアが時代遅れにならないというメリットがあります。

特に人気ブランドの場合、5年前のモデルでも十分に魅力的に見えるため、中古車市場での需要が高くなります。

車両価格が現実的になる

輸入車は新車価格が高いため、「新車は高すぎる」と感じる人も多いです。そこで人気があるのが5年落ちの輸入車です。

例えば新車800万円の車が5年で350万円になれば、高級車が現実的な価格で買えるため需要が高くなります。この需要の高さが、5年以内の車の査定価格を支えているのです。

年間車両費で考えると5年売却が合理的

車を所有する際には「購入価格」だけでなく、年間コストで考えることが重要です。

例えば700万円の輸入車を購入し、5年後に売却したとします。

 

新車価格 700万円 - 5年後の取価格 300万円 =  400万円

年間車両費 400万円 ÷ 5年= 年間80万円

 

つまり、この場合は、年間80万円で輸入車に乗れたという計算になります。高級輸入車に乗るコストとして考えると、比較的現実的な金額といえるでしょう。

 

筆者の経験:7年以上乗ると維持費が増える可能性

もちろん、車は長く乗れば乗るほど得だと考える人もいます。しかし輸入車の場合、7年を超えると修理費が増える可能性があります。

代表的な修理費の例を見てみましょう。

  • 修理内容 費用目安
  • ウォーターポンプ交換 10〜20万円
  • エアサスペンション 20〜40万円
  • オイル漏れ修理 10〜30万円
  • 電子制御部品 5〜20万円

これらの修理が重なると、1回の整備で50万円以上になることも珍しくありません。

 

実際に筆者が経験したのは、5年目までは問題なく故障も皆無でしたが、7年目7万キロにエンジン警告灯が点き、整備工場で確認するとNoxセンサーの故障とサーモスタッド(冷却水の温度調整)の故障があるとのこと。この時は、なかなか水温が上がらず、燃費が著しく悪くなる症状が出ていました。この時の修理代金が部品・整備費込みで約30万円ほどでした。

次に7年目に入る頃には、信号待ちなどのアイドリング時の振動と走行中のリアからのカチャカチャ音。。。明らかにエンジンマウント、ミッションマウント、ブッシュ類の交換が必要な状態でした。輸入車は部品価格が高いため、年数が経つと維持費の予測が難しくなる傾向があるため、筆者はここでギブアップ。。。

結果を言うとその車両の売却額は80万円。修理も発生する前の5年目 査定額200万円前後で売ればよかったと後悔することに。

そのため、修理費が増える前に売却するという意味でも5年前後は合理的なタイミングといえます。

また、以前のように良い車を長く乗るというのは、高度な安全技術の投入(センサー含む)、車両の部品点数の多さからなかなか難しいことを痛感させられました。

 

5年売却は保証終了タイミングとも重なる

多くの輸入車メーカーでは、新車保証は3年〜5年となっています。

つまり5年は

  • メーカー保証終了
  • 車検
  • 消耗部品交換

などが重なるタイミングです。筆者のように保証が切れると、修理費はオーナー負担になります。そのため多くのオーナーが保証が切れる前後で乗り換えを検討する傾向があります。

結果として中古車市場でも5年以内の車は人気が高く、査定価格も安定するのです。

 

輸入車ブランド別の傾向

メルセデスベンツ

5年間(2回目の車検)まではリセールは安定しています。SUV系(G、GLE、GLC、GLB)は、輸入車の中でも高リセールを期待できます。

BMW

車種や年式(モデル)によっても変わりますが、電子装備故障リスクが見受けられるため、故障前の売却をおすすめします。

アウディ

走行性能とデザインが素晴らしいアウディですが、電装系の装備によっても変わります。

ポルシェ

ポルシェは何といってもリセールが強い傾向があります。特に911だけではなく、マカンなども高リセールを期待できます。

実車査定が最も高く売れる理由

最近では

  • AI査定
  • オンライン査定
  • 写真査定

なども増えています。

しかし輸入車の場合、最終的に高値がつくのは実車査定であるケースが多いです。

理由は次の通りです。

  • 車両状態を正確に確認できる
  • 内装状態
  • オプション装備
  • 整備履歴

特に中古車買取と販売を行っている店舗では、再販する際に売りやすい人気のグレード、年式別の装備の違いなどを実際に販売する側の立場からも考慮しやすい点にあります。

などは実車を見ないと判断できません。

輸入車売却に関するよくある質問(FAQ)

Q1:5年を過ぎて、7年や9年まで乗り続けるのは損ですか?
A1: 経済的合理性だけで言えば、5年目までの売却が有利です。しかし、愛着があり10年(10万キロ)以上乗り潰す覚悟であれば、年間の減価償却費は下がっていきます。ただし、7年目以降は1回で30〜50万円クラスの重整備(足回りや冷却系)が発生するリスクを許容する必要があります。

Q2:走行距離が少ない場合(例:5年で2万キロ)でも5年で売るべきですか?
A2: 低走行車は中古車市場で非常に高く評価されるため、5年目のタイミングで売却すると、新車価格の50%以上の高リセールが期待できるケースが多いです。逆に、走行距離が少なくても「ゴム・ブッシュ類」の経年劣化は進むため、高値がつくうちに売却し、次の新車へ乗り換えるのは非常に賢い選択です。

Q3:車検を受けてから売るのと、受ける前に売るの、どちらが得ですか?
A3: 車検前に売却するのが一般的にお得です。車検にかかる費用(法定費用+整備費)が、査定額にそのまま上乗せされることは稀だからです。例えば20万円かけて車検を通しても、査定額のアップは数万円程度に留まることが多いため、車検が切れる3〜6ヶ月前からの準備をおすすめします。

Q4:オンラインの「一括査定」と「実車査定」はどう使い分けるべきですか?
A4: まずはオンライン査定でおおよその「相場観」を把握し、最終的な価格決定は必ず「実車査定」で行ってください。特に輸入車は、レザーシートの状態やサンルーフ、純正オプションの有無など、データだけでは判別できない要素が数万〜数十万円の差となって現れるため、対面での確認が不可欠です。

まとめ:輸入車は5年前後の売却が最もバランスが良い

輸入車の売却タイミングを考えると、5年という期間は非常にバランスの良いタイミングです。

理由を整理すると次の通りです。

  • ゴム・ガスケット類の劣化前
  • 中古車市場の人気年式
  • 保証終了のタイミング
  • リセールバリューがまだ高い
  • 年間車両費が安定する

もちろん車は長く乗る楽しさもありますが、コストとリセールを考えるなら5年前後の売却は非常に合理的といえるでしょう。

そして売却時には、オンライン査定だけで決めるのではなく、実車査定を受けて複数の買取店を比較することが重要です。輸入車は車両状態やオプションで価格が大きく変わるため、実車査定が最も高価買取につながる可能性が高いからです。

輸入車を賢く乗り換えるためにも、ぜひ「5年」というタイミングを一つの目安に検討してみてはいかがでしょうか。

 

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当社では、欧州車を中心とした販売・買取査定を強化しております。

これまでの欧州車の買取・販売実績は1万台以上!経験豊富な当社にぜひご相談ください。

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このコラムを書いた人

株式会社カーズネットの中の人:Kちゃん

株式会社カーズネット WEBマーケティング部主任

30年近くの輸入車業界に精通し、輸入車マニアが高じてカーズネットのWEB担当に。

子どもの頃からの車好き!1990年~2010年代のポルシェやベンツが大好き。

アメ車も少し知ってたりします。
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