【2025年最新版】メルセデス・ベンツCクラスの買取相場と高く売るコツ 〜年式・グレード別の相場と査定アップのポイントを徹底解説〜
投稿日:2025/11/05
はじめに:Cクラスの価値は今も高い

Cクラスセダンのエクステリア
メルセデス・ベンツCクラスは、ドイツの名門ブランドが誇るプレミアムミドルセダン。
その高い品質・走行性能・デザイン性から、新車・中古車市場のどちらでも安定した人気を誇ります。
特にCクラスは、「Eクラスは少し大きい」「Aクラスでは物足りない」という日本のユーザー層に支持され、
幅広い年齢層に選ばれています。中古市場でも需要が高く、高年式・低走行車なら高値買取が狙える車種です。
1. メルセデス・ベンツCクラスの中古市場の特徴
Cクラスは、ボディタイプやグレードのバリエーションが豊富なため、買取価格も幅があります。
また、ディーゼルやハイブリッド仕様の登場により、燃費・環境性能も向上。
中古市場では、次のような特徴があります。
- 人気傾向:C200 C220dが最も流通量が多く、リセールも安定。
- 上位グレード(C300・C43 AMG)は希少性が高く、装備次第で高額買取も。
- ワゴンタイプ(Cクラスステーションワゴン)は実用性重視層に人気。
- セダン・ワゴンともに黒・白・シルバー系が高評価。
2. 年式別・グレード別の買取相場(2025年時点の目安)

Cクラスのインテリア
走行距離3万〜6万km、修復歴なし、標準装備車の場合の参考相場です。
年式 グレード ボディタイプ 買取相場(万円)
- 2023年式 C200 AVANTGARDE セダン 380〜500
- 2021年式 C220d アバンギャルド ワゴン 380〜480
- 2019年式 C180 AMGライン セダン 220〜330
- 2017年式 C200 4MATIC ワゴン 180〜260
- 2015年式 C250 スポーツ セダン 120〜180
- 2013年式以前 Cクラス全般 — 50〜120
新型(W206型)登場以降、旧モデル(W205型)も相場が安定しており、特にAMGラインやディーゼルモデルは高値傾向にあります。また、サンルーフ付の場合も査定額アップが期待できます。
※上記買取価格は、仕様や車両状態、相場状況により変わります。
3. 高く売れるCクラスの特徴とは?
Cクラスは「見た目・装備・状態」で査定額が大きく変わります。
買取業者が評価する主なポイントは次の通りです。
① 人気グレード・カラー
- C200・C220d・C180 AMGラインなどは流通量・需要ともに高く、査定も安定。
- カラーは「オブシディアンブラック」「ポーラーホワイト」「イリジウムシルバー」が人気。
② AMGラインやレザーシート装備車
- AMGパッケージ付きは外観がスポーティでリセールが高い。
- 内装もレザー・サンルーフ付きなど、上級装備はプラス査定要素。
③ ディーゼル車(C220d)
- 燃費性能と耐久性の高さで、中古市場での人気が安定。
- ガソリン車より相場が+10〜20万円高いケースも。
④ 走行距離とメンテナンス記録
- 走行距離は5万km以内が高評価の目安。
- 定期点検記録簿(整備履歴)があると信頼性が上がり、査定アップにつながります。
4. Cクラスを高く売る5つのコツ
1. 複数社の査定を比較する
ディーラー下取り1社だけでは、相場より50万円以上低くなるケースもあります。
複数社の査定サービスを利用して、3〜5社の見積もりを比較するのが基本です。
2. 売却タイミングを見極める
新型モデル発表直前は旧型の価値が下がる傾向にあるため、新型登場の約3〜6ヶ月前に売るのがベストタイミング。
また、1〜3月は中古車需要が高まるため、買取価格も上昇しやすい時期です。
3. 査定前のクリーニングを怠らない
室内清掃・外装コーティング・小キズ修正など、第一印象を整えることで数万円〜数十万円アップすることもあります。
4. 純正パーツを揃える
カスタムしている場合は、純正ホイール・マフラー・ナビなどの有無が大きく影響します。
査定時に純正部品がある場合は、必ず提示しましょう。
5. 高級輸入車専門の買取店を選ぶ
一般的な買取チェーンよりも、メルセデス専門の販路を持つ業者の方が査定が高くなる傾向があります。
特に「輸入車専門」「欧州車専門店」は、海外再販ルートもあり評価が上がりやすいです。
5. AMGモデル・C43/C63の買取ポイント
ハイパフォーマンスモデルであるC43・C63 AMGは、中古車でも根強い人気。
とくにW205型のC63(V8モデル)は、メルセデスAMGの中でも最後の大排気量モデルの一つとして知られています。すでに生産が終了していることから希少価値が高く、相場が下がりにくいのが特徴です。走行距離が多い車両でも高値査定がつくケースが多く、リセール面でも魅力の大きいモデルといえるでしょう。
モデル 年式 相場目安(万円)
- C43 AMG(2020年式) 380〜450
- C63 AMG(2018年式) 400〜750
※上記買取価格は、仕様や車両状態、相場状況により変わります。
ただし、カスタム内容・メンテナンス状況・タイヤ摩耗などにより査定差が大きく、当社のような「AMG専門の買取実績がある業者」を選ぶことが重要です。
6. Cクラスを売る前に注意すべき点
- ベンツに多いNoxセンサー、サーモスタッドなど特有の故障があります。エンジンチェックランプがついた場合は、早めに修理をしましょう。
Noxセンサーの場合は、ガソリンが濃くなり燃費が落ちる。サーモスタッドの場合は、オーバークールとなりエンジンに問題が発生する可能性があります。 - 車検切れでも査定可能ですが、再取得前に売却した方がトータルで得な場合も。
- 事故歴・修復歴は正直に申告しないと、後の減額やトラブルにつながります。
- 名義変更・抹消手続きの代行がある業者を選ぶと安心。
7. 買取と下取り、どちらが得か?

Cクラスワゴンも人気は高い
ディーラー下取りは「乗り換え時の手間が少ない」反面、
査定基準が一律で市場相場より低い金額になりやすい傾向があります。
一方、買取専門店や複数社の査定サービスを利用すれば、
オプションやカラー・地域需要を考慮した実勢価格で評価してもらえます。
➡ 高く売りたい場合は「下取り」ではなく「買取」を選ぶのが鉄則です。
8. 今後のリセール予測(2025〜2027年)
Cクラス(W206型)は2021年に登場し、2025年現在も人気モデルとして定着。
今後3年間のリセールバリューは次のように予想されます。
| 年式 | 残価率予測 | コメント |
|---|---|---|
| 2023年式 | 約65〜75% | 高年式・低走行は依然強い需要 |
| 2021年式 | 約55〜65% | 次期マイナーチェンジまで安定相場 |
| 2018〜2019年式 | 約40〜50% | ディーゼル・AMGラインは堅調 |
※上記買取価格は、仕様や車両状態、相場状況により変わります。
特に電動化モデル(C300eなど)は、今後の環境規制対応で再評価される可能性が高いとは言えますが、
半面、バッテリーの故障や交換リスクを考慮すると早めの売却もひとつです。
9. まとめ:Cクラスを高く売るための最重要ポイント
- 人気グレード・人気カラー・整備履歴の有無が査定のカギ
- 複数社比較し、相場感をつかむ
- 新型登場前・年度末(1〜3月)が高値売却のチャンス
- 専門店・輸入車買取業者を選ぶ
- AMG・ディーゼルモデルは特に高リセール
よくある質問(FAQ)
Q1:Cクラスは何年落ちまで買取できますか?
A:一般的に10年以上・10万km以上でも買取可能です。状態が良ければ輸出ルートで再販されるケースもあります。
Q2:下取りと買取ではどれくらい差がありますか?
A:平均で20〜50万円以上差が出ることが多いです。乗り換え前に複数社の査定を行うのがおすすめです。
Q3:走行距離が多くても高く売る方法はありますか?
A:整備記録や修理履歴がきちんと残っていると、走行距離よりも「状態」で評価されることがあります。また、ディーゼル車は距離に強いので有利です。
Q4:買取の前にやっておくべき準備は?
A:車検証・整備手帳・取扱説明書・スペアキーを用意しておきましょう。また、簡単な洗車・室内清掃も好印象につながります。
【複数社の査定でCクラスを高く売ろう】
メルセデス・ベンツCクラスは中古市場でも人気が根強く、適切なタイミング・方法で売却すれば、想像以上の高値になることも。
5年以上経過した車両はすこしずつ底値に近付いていきますが、高値で売却できるうちに次の愛車の頭金にできるうちに売却することもひとつです。
Cクラスの買取なら当社にお気軽にご相談ください。
このコラムを書いた人
株式会社カーズネットの中の人:Kちゃん(株式会社カーズネット WEBマーケティング部主任)
30年近くの輸入車業界に精通し、輸入車マニアが高じてカーズネットのWEB担当に。
子どもの頃からの車好き!1990年~2010年代のポルシェやベンツが大好き。空冷やNAのポルシェは特に大好物。
プライベートでは、リセールの高い中古輸入車を購入して、2~3年で高値で売却しながら輸入車を楽しんでいます。



