ボルボ60シリーズ(S60/V60/クロスカントリー)を高く売るコツ~買取査定アップ~
投稿日:2025/11/14
北欧プレミアムの魅力と中古市場のリアルを徹底解説

S60はスタイリッシュかつ便利な相棒
ボルボ60シリーズ(S60・V60・V60クロスカントリー)は、国産車にはない“北欧の価値観”をまとった独自の存在感を放つモデルだ。特に近年では、SUV人気に押されながらも「静かに価格を維持しているシリーズ」として専門店や買取業者の間で評価が高い。
この記事では、60シリーズのリセールを押し上げる要因/下げる要因・年式ごとの傾向・プロが行う査定ポイント・高く売るための戦略をまとめてみました。
あなたが今まさに売却を検討しているなら、この記事を読むだけで“数万円〜十数万円”変わる可能性がある。
そして、中古車買取の本質を理解すれば、次の車選びにも必ず活かせるはずだ。
1. 60シリーズが中古市場で安定した人気を保つ理由
①「北欧デザイン」という唯一無二の価値

シンプルにまとめられた内装。ベージュやライトグレーもある。
ボルボの中でも60シリーズは、洗練されたプロポーションとミニマルデザインが高く評価される。
特にV60は国産ステーションワゴンが少なくなった現代において、希少性そのものが価値になっています。
- 直線的で無駄のないフォルム
- 生活空間の延長のようなインテリア
- 上品だが控えめな存在感
60シリーズがオシャレで洗練された欧州車というイメージを持つのは、デザイン面でのハーモニーがあるからであり、流行に左右されないといえる。
つまり“デザインが古くなりにくい=中古でも価値が落ちにくい”という構造がある。
② 高い安全性能は年式が古くても評価される
ボルボの代名詞である安全性能は、中古車としても明確な選定理由になる。
特に 2014年以降の60シリーズは、以下の項目で買取値に有利だ。
- 自動ブレーキ(シティセーフティ)
- 歩行者検知
- アダプティブクルーズコントロール
- レーンキープアシスト
もともと強固なボディ骨格を持っており、車両前後のクラッシャブルゾーンは潰れてもキャビンは潰れない。そこに最新の安全技術が組み込まれているのは鬼に金棒といえる。
最近のユーザーは「安全性も価格も妥協したくない」という層が多く、60シリーズはそのニーズを満たしている。
③ 新車価格の高さ=中古でも価値が残りやすい
60シリーズの新車価格は実は“プレミアムDセグメント”に分類される。
この価格帯の車は初期の値落ちが激しいが、一定のラインから落ちにくくなる傾向がある。
つまり、
新車:高い → 中古:手が届く → 市場規模が安定
という図式が成り立っている。
特にV60は“輸入車に乗りたいがSUVは避けたい”という層に刺さるため、相場が崩れにくい。
2. 買取価格を左右する「年式 × 状態 × グレード」
ここからは、実際の査定ロジックに沿って解説する。
※具体的な金額は市場変動があるためあえて記載せず「上がりやすい」「下がりやすい」で整理します。
① 年式別の傾向
2011〜2014年(旧型前期)
- デザインは古さが出てきている
- 走行距離10万km超でも需要あり
- ただし電装系トラブル歴があると大幅減点
→ 運転席パワーシート・ドアミラー・ナビ周りの動作確認は必須。
2015〜2018年(旧型最終)
「T5」「D4」が人気
- 安全装備が充実し始め相場が安定
- 特にV60は専門店の仕入れ対象として強い
→ この世代は総じて“売りどきが長い”。
2019年以降(新型)
- SPAプラットフォーム採用 ※
- 大型化・高級化が進み国産ユーザー流入
- 相場下落が緩やかで“持ち価値が高い”
→ ディーラー下取り<専門店買取になることが多い。
※SPA(Scalable Product Architecture、スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャ):ボルボが2兆円近い予算をかけて開発した新型プラットフォーム
② ボディタイプ別の買取評価
V60(ステーションワゴン)
最も需要が強く、リセールも安定。「荷物が積める輸入車」という明確なポジションがある。ファミリー層やアウトドアユーザーに好まれる傾向がある。
V60クロスカントリー(XC化されたワゴン)
SUV人気との相乗効果で市場価値が高い。降雪地域やアウトドア層からの指名買いも多い。
S60(セダン)
デザイン評価は高いが、ワゴン人気に押され気味。ただし「セダン好きには刺さる」ため、状態が良ければ高額も狙える。
セダンとはいえ、後席を倒すと積載が大きく拡大でき、トランクの天井付近(リアウインドウの下)にフックもついており、買い物袋をつるすことも可能。日常使いの相棒としてかなりデキる。
③ グレード・装備で査定額が変わるポイント

人気の高いV60
- T5 / D4 エンジン → 高評価
- 本革シート → プラス査定(革の割れはマイナス)
- パノラマルーフ → プラス
- インテリセーフ完全動作 → 大きな加点
- 純正ナビ&デジタルメーター → 評価アップ
- 19〜20インチの社外ホイール → 微妙(純正が残れば良い)
3. ボルボの査定で“特に見られる”項目
60シリーズは美しいが、輸入車としての「弱点」もある。
買取店は次の点を必ずチェックする。
① オイル漏れ/下回りの錆
年式問わずボルボではよく見られる部分。
特に冬季に雪国で使われていた個体はチェックが厳しくなる。
② 電装系トラブル(エラーメッセージ)
- ドライバーサポート機能の故障
- センサーの不具合
- メーター内の警告灯
これらは“修理コストが読めない”ため大幅マイナスになりやすい。特にドライバーサポート関連は現代の車が統合されたコンピューターで制御されているため、注意が必要といえる。
③ 本革シートのシワ・割れ
北欧レザーは質感が高いが劣化しやすい。運転席のヒビは評価を下げるので、日常から保湿クリームなどでケアがおすすめ。
日本の高温多湿と冬の寒さによる寒暖差も劣化が早まるため、できれば屋内ガレージ、屋外の場合はフロントガラスやサイドガラスにシェードを使うのもオススメ。
④ メンテナンス履歴の有無
輸入車は整備履歴が“価値そのもの”。
ディーラーや専門店の記録簿が揃っていれば買取額は確実に上がる。
4. 買取価格を最大化するための戦略
ここからは「買取で高く売るオーナーが必ずやっていること」をまとめます。
① ディーラー下取りだけで決めない
ボルボはディーラーの下取り査定だけではなく、買取店の査定も見てもらうこと。
また、専門店の場合の方が60シリーズの相場を理解している場合もある。
② 複数業者の“輸入車強いところ”に限定して見積もり
一般店10社より、輸入車専門3社の方が正しい査定になる。
③ 洗車+簡易クリーニングは必須
特にボルボは“清潔感=車の価値”と判断されやすい。
- ガラスの水垢を落とす
- 荷室を空にする
- 本革に保湿材を塗る(過剰はNG)
④ 修理履歴“ありのまま”伝える方が得
修復歴を隠すと発覚した場合にそれ以外にもあるのでは?と思われるため、評価が下がる場合がある。
また、整備歴については多いほど逆に安心材料になるケースも。
⑤ 需要が強い「春・秋」は売却のチャンス
特にV60は引っ越し・転勤の時期やアウトドアや行楽シーズン前に動くこともあるため、そういう時期に査定をするのもオススメです。
5. ボルボ60シリーズを高く売るための「まとめ」
- デザインと安全性が評価され“値落ちしにくい輸入車”
- ワゴンの需要が強くV60は買取相場が安定
- 年式2015以降は特に強い
- 電装系とレザーの状態が査定額を大きく左右
- ディーラー下取りは低め、専門店が有利
- メンテナンス履歴が最強の武器
- 春と秋は売却に適したシーズン
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このコラムを書いた人
株式会社カーズネットの中の人:Kちゃん株式会社カーズネット WEBマーケティング部主任
30年近くの輸入車業界に精通し、輸入車マニアが高じてカーズネットのWEB担当に。
子どもの頃からの車好き!1990年~2010年代のポルシェやベンツが大好き。空冷やNAのポルシェは特に大好物。
ジェントルマンな紳士になったらいつかは乗りたい憧れのクルマ。スウェーデンの国旗マークなんかアクセントになっておしゃれだよね~。



