輸入車を売るベストタイミング:初回車検?2回目車検?
投稿日:2025/10/21
輸入車を長く乗るか、それとも早めに売却するか——多くのオーナーが悩むポイントです。
特に「初回車検前に売るべきか?」「2回目車検まで乗ってから売るべきか?」というタイミングは、買取価格や維持コストに直結する大きな要素。この記事では、輸入車のリセールバリュー・維持費・市場動向を踏まえ、最適な売却タイミングを解説します。
※輸入車の高価買取や査定のご相談は、[こちらからお問い合わせください]。
輸入車の「初回車検」「2回目車検」とは?
輸入車オーナーが知っておくべき車検スケジュール
- 新車登録後、初回車検は3年目
- 以降は2年ごとの車検(2回目車検は5年目)
日本国内での法定点検は国産車と同じですが、輸入車は部品価格や整備工賃が高めなため、車検費用も国産車より割高になる傾向があります。
初回車検(3年目)の特徴
- 保証が有効なケースが多く、修理費用が比較的安い
- 走行距離が少なく、外装・内装ともに良好な状態が多い
- 中古車市場での需要が高く、高値査定が期待できる
2回目車検(5年目)の特徴
- 保証が切れている場合が多く、修理・整備費用が高額化しやすい
- 走行距離が増え、消耗部品の交換が必要になるケースが多い
- 中古車市場では「旧型」とみなされ、査定額が落ちやすい
輸入車のリセールバリューの推移
輸入車は国産車に比べ、新車価格の下落スピードが早いと言われます。とくに輸入車の場合、
- 初年度~3年目:値落ち幅が大きい(新車価格の約60~70%に)
- 3年目~5年目:緩やかな下落(新車価格の約40~50%に)
- 5年目以降:モデルチェンジや走行距離による影響が顕著(新車価格の30%以下になることも)
この傾向を踏まえると、初回車検前に売却することで最も高いリセールバリューを確保しやすいと言えます。
維持費・車検費用から見る「売り時」
初回車検時(3年目)の費用感
- 自動車重量税・自賠責保険料は法定費用と検査料金、油脂類交換(オイル交換)で収まる
- 走行距離が少ないため、消耗部品交換は最小限
- ディーラー保証が残っているため、大きな修理費用は発生しにくい
2回目車検時(5年目)の費用感
- バッテリー、タイヤ、ブレーキパッドなどや定期交換部品の交換が必要になることが多い
- 保証が切れているため、輸入部品の高額修理が自己負担
- 車検費用が初回の1.5倍〜2倍になるケースも
結果として、「高額な車検費用を払うか」「その前に売却してリセールを確保するか」という判断がポイントになります。
中古車市場の需要から考えるベストタイミング
中古車市場は「年式」と「走行距離」が命
- 中古車の検索条件で最も多いのが「年式3年以内」「走行距離3万km以内」
- 3年落ち・3万km以下の輸入車は、需要が非常に高い
モデルチェンジ・マイナーチェンジの影響
- 新型発表直後に旧型の査定額が下がることが多い
- フルモデルチェンジ前のタイミングで売却する方が有利な場合も
特需や希少性
- 販売好調による受注停止などは車両の希少価値が高くなり査定も有利になります。
- エンジンが大排気量や評価の高い車両は、値上がり待ちをすることも(限定的)。
「初回車検前に売る」のメリット・デメリット
メリット
- 高値で売却しやすい
- 保証が残っているため、査定時の安心感がプラスに
- 高額な整備費用をかけずに次の車に乗り換えられる
- 走行距離も少ないため高額査定になることも
デメリット
- 購入費用に対して値落ちが大きい(新車特有の減価償却)
- 気に入っていても3年で手放す必要がある
「2回目車検まで乗る」のメリット・デメリット
メリット
- 新車購入費用を長く分散できる
- 3年目以降の減価償却が落ち着くため、長期的に乗るならコスパ良し
デメリット
- 高額修理・消耗品交換が発生する
- 査定額が大きく下がる(中古市場での需要が減少、走行距離が増えている)
タイプ別おすすめの売却タイミング
高級SUV・大型輸入車
初回車検前の売却がおすすめ。新車時の価格が高く、値落ち幅も大きいが、3年以内ならまだ需要が高い。
コンパクト輸入車(MINI、Aクラスなど)
2回目車検前でも需要があるが、5年目を超えると急激に査定額が落ちやすい。
スポーツカー・限定モデル
走行距離・希少性によっては長期保有でも価値が下がりにくいケースあり。市場動向をチェックしながら判断。プレミアになるまで待つのもひとつですが、駐車料金や整備・メンテナンス、車検費用の方が高くなるケースも。
売却前にできる高価査定のポイント
- 複数の買取店・輸入車専門店に査定を依頼する(相見積もり)
- 定期点検記録簿・整備履歴を揃えておく
- 内外装を丁寧にクリーニングする
- オプション装備・純正パーツを揃えておく
輸入車売却の流れとポイント
- ローンの残債を確認
売却額よりもローンの残債の方が大きくないか注意が必要です。 - 買取店やディーラーにて査定する
一般的にディーラーの下取りよりも買取店の方が査定額が大きくなる場合もあります。ただし、新車値引きの条件として高い査定額もあり得ます。その場合はどちらがお得か計算してみましょう。 - 必要書類を準備する
車検証、自賠責証明書、自動車税納付証明書、リサイクル券など(車検の残りも査定額に影響する場合もあるので要チェック)。 - 売却先の決定
前述の買取店かディーラー下取りかよく検討して売却先を検討しましょう。買取りとそのまま店舗で販売する中古車店は有利になることも。
まとめ:輸入車は「初回車検前」が基本的に有利
輸入車を売るベストタイミングは、「初回車検前」が基本的には有利です。
ただし、車種・モデル・市場動向によって最適な時期は変わります。
特にフルモデルチェンジや中古車市場の需給バランスは査定額に直結するため、査定のタイミングは早めに動くことがポイントです。
個人的な意見ですが、まだ価格が安定している状態で売却し、新しい車に乗り換える方が、メンテナンス費用(タイヤ代、修理代など)などのコストが抑えられ、浮いた金額(約30~50万円)を次の車の頭金(一部でも)にする方がお得で安心にもつながるかと思います。
「まだ売るか決めていないけど査定だけしたい」という方
「まだ売るか決めていないけど査定だけしたい」という方も、
無料査定サービスや輸入車専門の買取店への相談で市場価格を把握することから始めましょう。
当店では、買取した中古車を店舗にて売却することで中間マージンがなくなり、高額買取も可能です。ぜひお気軽にご相談ください。
このコラムを書いた人
株式会社カーズネットの中の人:Kちゃん(株式会社カーズネット WEBマーケティング部主任)
30年近くの輸入車業界に精通し、輸入車マニアが高じてカーズネットのWEB担当に。
子どもの頃からの車好き!1990年~2010年代のポルシェやベンツが大好き。空冷やNAのポルシェは特に大好物。
プライベートでは、リセールの高い中古輸入車を購入して、2~3年で高値で売却しながら輸入車を楽しんでいます。



